2012/01/17

『スチールサッシ_2、3階』

スチールサッシ 2、3階


商店街路に面するファサードの工事が進められている。2、3階は連続した大開口があけられているが、スチールサッシが嵌められた。

3階開口部。向かって右側には片開き戸のスチールサッシ枠が嵌る。
サッシ前にはスチールで組まれたカウンターキッチンの骨材が見える。

この開口部は、一部片開き戸で残りをフィックスで構成。なおフィックス部はサッシレス(RC躯体にガラスを嵌め殺し)にしている。この大開口は、商店街路との関係をつくるという意味で大切な役割を担っている。内から外を見る窓というより、外から内を見る窓という意味合いが強いのだ。ただし何でも見せてしまうと、プライバシーや品位を失ってしまう。何を見せて何を見せないか、これは今計画の要点のひとつになっている。

2階開口部。アーチ状の幕板の向こうに3階まで連続する大開口がある。