コンクリート打設後、1週間程経って現場に赴く。泥のような茶色だった生コンはすっかり乾燥して美しい灰色になっていた。
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乾燥後の表面 |
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こちらは打設直後のコンクリ表面。泥のような茶色。 |
1階立上り配筋
基礎・1階床の打設後、休む間もなくいよいよ建物が立ち上がってくる。1階立上り、壁の配筋が始まっていた。今回の計画では、各階とも短手(妻側・梁間)方向に門型アーチが複数連続する構成だが、その門型アーチの袖壁配筋が見える。
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敷地奥から商店街側を見る。 |
この袖壁によってできる、視線の遮られる場所や壁に囲われた居処のような場所が、既に感じることができた。
これから袖壁配筋、そして長手(桁行)方向の壁の配筋が、順次進められる。