現場に赴くと、2階の返し枠、そして3階のスラブ下型枠が完成し、3階スラブの鉄筋配筋工事が行われていた。
2階
2階は型枠が完成していた。門型の内壁が空間を区切りつつ、遠近を与えている。途中に見える明るいゾーンは階段のある吹抜け部。完成後もトップライトにより光が降り注ぐだろう。
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敷地奥の間から商店街側をみる。 |
階段
階段の型枠が完成していた。これから鉄筋が配筋される。
なお階段は吹抜けの空間にコンクリート製キャンティレバー(片持ち)の階段となる。
都市と郊外
上階に上るにつれ、この場所の立地の‘本質’があらわれてくる。
北側には‘都市’が目前にあらわれる。
そして、
南側には‘郊外’が目前にあらわれる。
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北側に都庁や初台オペラシティ、パークタワーなどが真正面にそびえる。 |
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南側、眼下に広がる木造住宅の屋根面。 都庁の双頭に対比するかのように2本の大樹がみえる。 |